長生きうさぎおすすめ健康食品

うさぎの長生き要因

基本的な食の考え方としては、主食ラビットフードは少なめ、チモシー牧草多めの食事ということでしょう。チモシーをたくさん食べると腸が健康になり

ネザーランドドワーフ4才オスを例に考えてみましょう。
体形は肥満ではなく中程度と仮定します。ネザーランドドワーフは体形維持が重要です。
そのためにはまずローカロリーでおなかにいいチモシー1番刈り牧草を毎日たくさん食べてもらうことが重要です。
主食は極少量、理想としては体重1Kg当たり1%以下を1日の量にするといいでしょう。1日当たり10gです。
これを朝晩に分けて与えます。野菜は少々なら大丈夫。おやつは避けましょう。
ワールドラビットファンクラブのうさぎたちもメスは1%前後、オスは2〜3%前後、
5才過ぎた子は体力強化のために高栄養フードを少し多めにあげています。

食事量の考え方のひとつに自分に置き換えるというものがあります。
たとえば海外のあるフードメーカーさんが表記しているフードの量は1Kgのうさぎで1日30g。
これを自分の食指に置き換えるとどうでしょうか。
体重70Kgの人なら2100gのご飯を食べるということになります。ちょっと多いでしょうか。

次に運動について。
部屋に放し飼いで自由に走らせることはしつけの上でよくないため避けた方がいいかもしれません。
遊び場=テリトリーをサークルなどで区切って限られた場所で床にマットを敷いて
トンネルとトイレを置いたスペースを作りましょう。
大きさとしては長さが2〜3メートル程度あれば十分に運動できるでしょう。
ここに人間がケージから運んで入れてやりまた時間が終了したらケージに戻してやる。
これでうさぎルールというものを覚えるのです。
このスペースにはうさぎがいるとき人間は入ってはいけません。
ここはうさぎのテリトリーですから。

適切な人間とのかかわりについて。
うさぎも人間も一人では生きていけません。
ひとり遊び場で遊ぶだけではコミュニケーション能力は高まりません。
毎週一度は10分〜15分程度、だっこしたりケアしたり、体調をチェックしたり、一緒に過ごすことが理想的でしょう。
この時間があることでうさぎは飼い主さんをより深く理解し
人間側もうさぎのことをよく理解できるようになるのです。

適切な治療について
ひごろと比べて体調や食事量、表情がおかしいときはすぐに動物病院に連れて行くべきでしょう。
仕事が忙しいとかまだ大丈夫かなとか自分勝手な判断で手遅れにならないように。
知り合いに聞いたりネットで症状を調べる時間があるならすぐに病院に。
手遅れになれば治療費が高くなるのです。
病気の早期治療は人間もペットも一番重要な事柄です。

長生きしてもらうためにできること
チモシー牧草をたくさん食べてもらう
信頼できるかかりつけ医をもつこと
4才過ぎたら健康診断
5才過ぎたら寝たきりにならないように足腰をこまめにチェック
5才過ぎて高齢になってきたら栄養価の高い消化の良いフードに切り替えましょう。
体力が低下しやすくなりますので食べる量も少し増やしていいでしょう。
うさぎの体全体を触ってチェックする習慣を持ちましょう。
体調が低下する前に把握することができるようになりましょう。
少しでもおかしいと思ったらまずは動物病院で診てもらいましょう。
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