初めてうさぎを飼うときにそろえるものと飼い方ガイド

新しくベビーうーさんを迎えるときに最低必要なものをご紹介します。
うーさんが来る前に揃えておきましょう。


うさぎの飼い方

(はじめてうさぎを育てるとき)

うさぎの特徴
うさぎは犬猫と同等に知能が高いペットです。
適切なしつけをすれば飼い主さんと仲良く暮らすことができます。
最大の特徴はなかないのでマンションなどの室内でも問題なく飼えるということです。
主食が植物性のものであるため臭いもほとんどなく、大きさもほどほど、
だっこも簡単で、若い女性に最適なペットといわれるゆえんです。

どこで買う
さまざまなうさぎのお店や一般のペットショップでうさぎを販売しています。
インターネットでも通販されています。
では、どこを選べばいいのでしょうか。
実店舗の選択基準としては、複数のうさぎがいて、
あまり小さすぎる子を取り扱っていないこと、
店内が臭くないこと、店員さんに知識があり丁寧に説明してくれること、
極端な飼いかたを押し付けないこと、などが挙げられます。
いずれにしても何軒かのお店をまわって比較検討するほうがいいでしょう。
インターネット販売だけのお店では実店舗でうさぎ生体そのものを確認できないため
トラブルも多く発生しているようです。
また、里子でもらうケースではあとになって病気などが
発覚する事例もあるようです。
通販で購入したり、里子を利用するときは慎重にされるといいでしょう。

うさぎの価格
雑種ミニうさぎは数千円程度。
ネザーランドドワーフなどの純血種では2〜6万円程度が多いようです。
海外輸入生体では10〜20万円というショークラスもいます。
ちなみにうさぎファンクラブの海外輸入生体は12〜19万円となっています。
また国産のアメリカンファジーロップも同レベルとなっています。

元気のいい子の見分け方
ベビーを買うときは最低2ヶ月以上たった子がいいでしょう。
それ以前は母親が面倒を見る時期なので早く離しすぎるとうまく育たないケースも見受けられます。
元気のいい子は、フンが大きく、元気に走り、おしりが汚れていない。
目がくっきりしている。反応がいい。こんな基準で選ぶといいでしょう。


最初に必要なもの
はじめてうさぎを飼うときに必要なものは、
(1)ケージ(小屋)(2)フードカップ(えさ入れ)(3)ドリンクボトル(飲み水入れ)
(4)ラビットフード(主食)(5)牧草(6)ペットシーツ(7)敷きわら 
などがあればスタートが切れます。


(1)ケージ
(2)フードカップ
(3)ウオーターボトル
(4)ラビットフード
(5)牧草
(6)ペットシーツと木のにおいとり
     

その次にあったほうがいいもの
(1)遊び場サークル
(2)トイレ
(3)ハンドキャリー
(4)ブラシ
(5)消臭剤
(6)ツメ切り
(7)遊びトンネル
(8)ケージ掃除ブラシ
など

食事
基本は、(1)ラビットフード(2)牧草(3)水(4)少しの葉野菜 
これで十分です。おやつは必要ありません。

運動(散歩)
普段は室内のサークルで区切ったスペースを遊び場として
一日1時間程度運動させます。
室内全体に放し飼いはしないほうがいいです。
放し飼いにするとしつけにくくなります。
陽気の良い日には外に散歩に行くこともおすすめします。
このときはハンドキャリーにいれてリードをつけるようにまししょう。

病気
胃腸の毛詰り、細菌感染症、足裏のハゲ(ソアホック)、奥歯の不整、
皮膚のカビ、肥満、などが挙げられます。
いずれも日ごろのチェックと早めの治療がすすめられます。

うさぎの種類
全世界のスタンダードとしては欧米ともに自国内基準として
40〜50種類のスタンダードを設定しています。
日本にはスタンダードはなくアメリカ、イギリス、ドイツなどの基準を流用しています。
日本では、スタンダードに規定されない雑種ミニうさぎが最も多く、
スタンダードの中で数の多い順では、ネザーランドドワーフ、ホーランドロップ、アメリカンファジーロップ、フレンチロップ、ドワーフホトト、イングリッシュスポット、フレミッシュジャイアント、などが挙げられます。
うさぎの標準規定ガイド(ワールドラビットファンクラブ)
http://www.usa-fan.net/standard.htm


トイレ
うさぎはトイレを覚えます。ケージの中、遊び場両方に設置するといいでしょう。

しつけ
ルールを決めて、だっこして、よく話し合いすることでかなりのレベルのしつけが可能です。


よくある疑問質問

(1)うさぎはさみしいと死ぬ
→こんなことはありません

(2)水を飲ませると死ぬ
→飲み水は必須です

(3)野菜だけで育てるといい
→野菜だけでは栄養失調になってしまいます
ラビットフードと牧草も必要です

(4)牧草だけで育てるといい
→ラビットフードと牧草で育てたほうがいいでしょう

(5)しつけできない
→ちゃんと話し合いしてしつけするととてもかしこく育ちます

(6)ケージにとじこめないほうがいい
→ケージ飼育が基本 放し飼いはかしこく育てられません

(7)ショップでしつけが終わっていますといわれた
→飼い主さんがコミュニケーションできることが必要 
ショップのしつけは関係ありません

(8)小さいほうがよく言うことを聞く
→4ヶ月くらいまではベビーなので反抗はほとんどしません 
その後自我がでてきます ここでしつけが必要になるのです

(9)ミニうさぎは大きくならない
→そんなことはありません どんな子もそれなりに大きくなります
 ミニうさぎの平均体重は1.6〜2.2Kgです

(10)うさぎは臭い
→うさぎは体臭はありません フンはまったくにおいません 
シッコはアンモニア臭がしますので消臭剤などを使うことで
室内でも臭いを気にせず育てられます 

(11)うさぎの寿命は
→ワールドラビットファンクラブのうさぎの平均は6歳です 
最高では13歳ですがここまで長生きする子は極稀で、
小さいうちになくなった子も多くいます 
おおむね6歳過ぎると高齢と呼べるでしょう
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