エキナセア、リジャーブタブレットはスナッフルの薬ではありません

エキナセアでスナッフルは治りません
スナッフル(鼻炎を伴う呼吸器疾患)これは正式な病名ではありません。
スナッフルはうさぎの病気で毛球症(胃腸機能低下症)に次いで多く発生しています。
人間の風邪症状に似て、くしゃみ、鼻水、涙などが出る感染症、鼻腔炎。
原因はうさぎがもともと持っている細菌やアレルギーが考えられるとされています。
4~5才過ぎて高齢になり体力が低下したときに発症するケースが多いのですが、
若いころから発症する事例も見受けられます。
事務局の事例では3才ころから少しずつ症状が進行して病院で治療したものの
斜頸のまま歩行も不便ながら長生きしたという子もいました。
この病気は完治することがかなり難しいようで動物病院さんでも緩和治療という考え方のところも多いようです。
罹患率は数%~10%程度と少ないのですが長く治りにくいという特性から、
毛球症に次いでお悩み相談の多い病気と言えます。
最近、うさぎファンクラブで取り扱っているエキナセア配合のサプリメント
(リジャーブタブレット、エキナセア粉末サプリメント)が脚光を浴びています。
中にはスナッフル症状になった子の治療にお求めになる方もおられるようです。
しかしエキナセアはスナッフルの治療薬ではありません。
のどはなの健康に少しいいかもしれない西洋ハーブを原料とした健康食品なのです。
鼻水、涙、などの鼻炎症状が出た時はできるだけ早く動物病院で治療してください。
早ければ早いほうがいいと思います。 進行すると手間もお金もたくさん必要になってしまいます。
エキナセア、カンゾウといったハーブ類は昔から健康にいいといわれ民間で愛用されていました。
スナッフルなどの病気にならないように日ごろからのど鼻の健康に気を使うということで
エキナソア・カンゾウなどのサプリメントはおすすめできると思います。
Facebookコメント